地域
a 中国全土の画像

中国の観光地をエリア別に紹介しています。エリアの組み分けは筆者が考えたものであり、行政区などでは実際にこのような分類にはなっていません。当サイトではまずは興味を持っていただくということを大切にしておりますので、各スポットの説明は必要最小限に留めています。気になったスポットがあれば是非ご自身でお調べください。また、当サイトは「場所」のみを紹介していますので、グルメ情報やホテル、お祭りなどのイベント情報は一部を除き、基本的に紹介していません。「オススメ」と表示されている地域は個人的に魅力的だと感じる地域です。また、香港やマカオの紹介はこのページに含んでいません。

黒龍江省、吉林省、遼寧省からなる。内蒙古自治区の東側も含めることがあるが、そちらは別で紹介する。歴史的には満州と呼ばれていた地域であり、日本とも関係が深い。冬の寒さが大変厳しく、気候的にはシベリアに近い。特に内陸部では氷点下40度以下になることも。

ハルビンオススメ

黒龍江省の省都、ロシア風の街並みが広がる景観は中国にいながら異国情緒を感じさせる。凍てつくような寒さだが、おすすめシーズンは冬。1~2月に開催されるハルビン氷祭りに合わせて訪れたい。

ハルビン氷祭り

ハルビン氷祭りの画像

「さっぽろ雪祭り」、カナダの「ケベックウィンターカーニバル」と並んで世界三大雪まつりに数えられています。3会場で様々な氷の彫刻が展示されます。

中央大街

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パリで言うところのシャンゼリゼ通り。全長1,450メートル、幅は21メートルの石畳を持つ目抜き通りはアジア最大。道の両側にはロシア統治時代の建築物が並び,最も異国らしさを感じるスポット。

聖ソフィア大聖堂

聖ソフィア大聖堂の画像

ロシア正教会の聖堂。ソフィスカヤ寺院とも呼ばれ、ロシアらしい荘厳な造りの建築物。中央大街で目を引くスポットで内部の作りも美しい。現在は教会ではなく、ハルビンに関する展示がされている。

東北虎林園

東北虎林園の画像

満州虎の保護と育成を目的とした、世界最大シベリアトラの公園。数百頭の虎が放し飼いで飼育されており、サファリパークのように園内を巡れる。見られるトラの種類によって10箇所のエリアに分かれている。

長春

吉林省の省都、現在は学園都市であるが、過去には満州国の首都となっていた場所で、当時の政府公邸なども残っている。また、中国映画製作の拠点ともなっている。

偽満皇宮博物館

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吉林省はラストエンペラーで知られる都市。偽満皇宮博物館は最後の皇帝「溥儀」が住んでいた宮殿であり、現在は博物館となっている。溥儀の半生と日本軍侵略の歴史を知ることができる。

瀋陽

遼寧省の省都、東北地方の中心都市であり、最大の工業都市。満州時代には多くの日本人が移住していた。清の時代には一時期都が置かれ、当時の世界遺産も点在する。

瀋陽故宮博物院

瀋陽故宮博物院

清朝の離宮であり世界遺産に登録されている。龍の装飾を色々な場所で見かけ、特に大政殿入口の柱の龍は目を引く。

大連オススメ

遼寧省南部の都市で19世紀末に入ってから開発が始まった比較的新しい都市。多くの外国企業が進出し、日系企業も多い。国際イベントも開催される都市で、象徴的なのがアジア最大の広場。ロシアと日本に統治されていた歴史を持つことから、当時の建物も多く残っている。近くにある旅順は日露戦争の激戦地となった場所。

星海広場

星海広場

大連の中心となり、総面積110万㎡とアジア1の規模を誇る広場。ここで様々なイベントが開催される。広場周辺は高層ビルが林立し、夜には広場全体がライトアップされる。

中山広場

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ルネッサンス様式やゴシック様式などで作られた美しい建物が立ち並ぶ。市民の憩いの場になっており、周囲の建築物は日本統治下時代に建てられたものが多い。

旧ロシア人街

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ロシア統治下の時代に開発された地区で、ロシア風建築の建物が立ち並ぶ。当時はロシア人の住宅街であったが、現在は観光ストリートとして整備され、お土産屋さんも多い。

ザ キャッスル ホテル
ラグジュアリー コレクション ホテル 大連

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こちら観光地ではないですが、煌びやかで荘厳な宮殿のようなホテルで大変特徴的なので紹介。高級ホテルなのでお値段は張りますが、古城のような外観に王室のような内装は是非見たいもの。

華北と呼ばれる地域。首都北京市を中心に天津市、河北省、山西省を紹介するが観光の中心はほとんどが北京市。オススメシーズンは特にないが、冬は気温が氷点下10度以下にもなり、乾燥して寒さが厳しい。

北京オススメ

古都の街並みと近代ビルが入り混じる中国の首都。人口は中国の中で第3位。天安門広場、万里の長城など見どころが多い。また、訪れた際は中国四大料理の一つ北京料理も堪能したい。味付けが濃厚ではっきりしている料理が多く、寒い地域のため体を温める料理も多い。

天安門広場

天安門広場の画像

北京の顔、のみならず中国の顔とも言われるのがこの天安門広場。天安門広場とは紫禁城の南門とその前に広がる広場であり、毛沢東がここで建国宣言を行ったことがきっかけで有名になった。政治の中心地であり、中央に毛沢東記念館がある。訪れる際のセキュリティは厳重。

王府井(ワンフーチン)

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全長約1,600mの歩行者天国。最新ファッションから北京ならではのグルメやお土産など沢山の店が立ち並ぶ北京のメインストリート。

天壇公園

天壇公園の画像

歴代皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った神聖な場所。「天」を祀っていて、当時の中国の宇宙観を垣間見れる。庶民にとってはの憩いの広場となっており、様々な人が集まる。敷地面積は紫禁城の4倍あり、世界遺産に登録されている。

頤和園(いわえん)

頤和園の画像

清の6代皇帝乾隆帝が母の還暦を祝うために作らせた。人口湖である昆明湖と小山の頂上にある楼閣が特徴で、そこを中心とした風光明媚な景観を誇る。別で紹介する東洋のベネチアと言われる蘇州を模して作られた街並みも見どころである。

紫禁城(故宮)

紫禁城の画像

北京の中心に位置する宮殿で世界遺産に登録されている。歴代王朝が住んでいた場所であり、かつては民間人の立ち入りが禁止されていた。故宮博物院とも呼ばれており、約100万点にもおよぶ貴重な文物を展示している。

万里の長城

万里の長城の画像

中国で最も有名と言える観光名所。全長約2万キロの世界で一番長い建築物。北の遊牧民族"匈奴"からの侵攻を防ぐために紀元前から築かれていた防壁を、秦の始皇帝が完成させたもの。〇〇長城と場所が離れてスポットがいくつかある。最も有名なのは八達嶺長城。

景山公園

景山公園の画像

故宮の北側にある山を整備することでつくられたかつての宮廷庭園。現在は展望スポットとして有名。360度北京の街が見渡せ、上から天安門の方向見下ろす景色は絶景。

北京動物園

北京動物園の画像

中国最古で最大の動物園。約600種類もの動物たちが飼育されており、世界中の動物を見ることができるが、一番の人気はやはりパンダ。パンダ館というパンダだけを集めた建物があり、主に大人のパンダを見れる屋外展示場と、子どものパンダを見れる屋内展示場に分かれている。

明の十三陵

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明代十三人の皇帝とその皇后が眠る墓。中国に現存する最大の皇帝陵墓群。参道には皇帝の死後も権力を守り続ける象徴として重厚な石像が色々並んでいる。

古北水鎮

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万里の長城近くにある中国の古い水辺の街の光景を現代に再現したテーマパーク。パーク内に運河を巡らせ、風情ある景観を作り出している。季節によって異なった景観を見せる。

天津

大きな港を持つ港湾都市で北京までは高速鉄道で30分強と大変アクセスが良い。過去に外国から侵略されていた歴史があり、9カ国の租界が存在していたため、多様な文化が混じり合った独特な建築群が見られる。万里の長城の一つも見られる。

天津之眼摩天輪

雲崗石窟の画像

天津のランドマークは高さ415mの天津テレビ塔、そしてこの天津之眼摩天輪。橋の上につくられた観覧車は最高地点が120m。おすすめは夜で、1週約30分の観覧車に乗りながら天津の綺麗な夜景を見たい。

黄崖関長城

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リトル万里の長城として親しまれる。高さ738mの山頂に建てられ、塔の数は80本近くあり、全長は42km。特徴のある黄色の外壁は夕暮れ時には、金色にも見えるとも言われ魅力的。

五大道

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多くの文化が織り交ざった様々な建築物の見れる通り。ルネサンス、ギリシャ、ゴシック、ロマンチック、カーソンなど々な建築様式の建物がある。街の中を馬車に乗って楽しむこともできる。

大同オススメ

山西省の最北端の大同盆地にある都市。趙の時代からの長い歴史がある。豊富な石炭で有名であり炭鉱都市として発展してきた。その様子が見られる世界遺産雲崗石窟は必見。北京を訪れた際に余裕があれば訪れたい地域。

雲崗石窟

雲崗石窟の画像

世界遺産の石窟寺院。大同では最も有名なスポットであり、北魏代から約1500年の歴史を持つ。仏像の数は51,000体にのぼ理、石窟の内部にもたくさんの仏像が掘られている。

懸空寺

懸空寺の画像

仏教・道教・儒教を一体化した寺院。なんと言っても一番の特徴は寺院が立つ場所。岩壁に張り付くように建てられた姿は圧巻。遠くから眺めるもよし、実際に寺院に参詣するも良し。

西安を中心とするエリア。中国の首都が北京になったのは1400年代の明の時代から。それ以前、変遷はあるものの長きに渡って都だったエリア。長安や咸陽という言葉を歴史の教科書で耳にした人も多いはず。千年の古都と言われるこの地域は歴史好きにはおすすめの場所。

西安オススメ

陝西省の省都。日本で言うところの京都。中国文明発祥の地であり、紀元前11世紀以降、約二千年に渡り数々の王朝の都として栄えた場所。歴史上の人物ゆかりの観光スポットも多い。また、ここより西はシルクロードとなり、西安はその拠点として発展してきた。

兵馬俑

兵馬俑の画像

この絵を知っている人は多いのではないでしょうか。一つ一つの表情が異なる推定8000体の人形が発見されたのは1974年。それまで約2200年もの間地下に眠り続けていた。俑とは古代中国で死者を埋葬する際に副葬された人形のことで、中国を初めて統一した秦の始皇帝の命により作られた。近くには秦始皇帝陵がある。

西安鐘楼

西安鐘楼の画像

西安は街自体が一つの観光エリアといえる。市街を囲む城壁は明代に作られたものでほとんどの部分が元の姿のまま。西安鐘楼はその城内の真ん中にある600年の歴史のある木造建築。ここを中心に道路が伸びる。北側は回教徒が多く住んでおり、イスラム料理の店が多く並ぶ。

華清池

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歴代の皇帝が保養地として開発してきた場所。楊貴妃と唐の玄宗皇帝の恋物語の舞台で知られる離宮がある。湯泉は、現在でも入浴でき、離宮は復元されて博物館として一般公開されている。

大雁塔

大雁塔の画像

唐の時代、西遊記でおなじみの三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保存するために建てた塔。当時は現存している現在の10倍ほどの規模があった。大慈恩寺というお寺の境内にある。内部に入ることもできる。

洛陽

河南省西部にある古都、西安に比べ落ち着いた雰囲気である。日本で例えると奈良というところ。三国志時代の魏では都が置かれた歴史ある都市で、歴史的建造物や仏像が多く見られる。

龍門石窟

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断崖絶壁にたくさんの仏像が掘られた石窟寺院。大同の雲崗石窟、敦煌の莫高窟に並ぶ中国三大石窟であり、世界遺産である。遠目からだとハチの巣のように穴が開いて見える。

白馬寺

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西暦68年創建、文献によると中国最古の仏教寺院。見どころは境内に並ぶ仏像で現在まで一度も修繕されていないにも関わらず保存状態の良い大変珍しい芸術品。インドの高僧が白馬に乗ってやってきて仏教を伝えたとされるのが名前の由来。

黄海と渤海を分ける半島。省都の済南は黄河の下流に位置し気候は関東と近しい。また、孔子と孟氏の二代聖人を生んだ儒教の中心地である。代表都市は青島ビールで有名な青島。行政区分的には別だが、地理的にこちらに近いということで江蘇省にあるいくつかの地域も紹介する。

青島(チンタオ)

青島ビールで有名な湾岸都市。ドイツの占領時代という歴史があることからドイツの風情を感じさせる街並みが見られる。

青島ビール博物館

青島ビール博物館の画像

世界に誇る青島ビールを製造している博物館。青島ビールの特徴は飲みやすい軽さと苦味の少なさ。博物館では製造工程の見学や出来立てのビールを飲むことができる他、ビールの歴史・青島の歴史学ぶことができる。

青島桟橋

青島桟橋の画像

青島のシンボル。チンタオビールのラベルになっている場所であり、周辺を散策するとドイツ風の建築物が楽しめる。長さは440mで桟橋の先端にある八角亭に入ることも可能。

五四広場

五四広場の画像

海に面して整備された近代的な広場で、夕日スポットとして愛されている。広場を象徴する真っ赤なオブジェは青島桟橋と並ぶ青島のシンボル。夜になってライトアップされた広場も美しい。

連雲港

江蘇省の北東部にある都市で黄海に面する湾岸都市。沿岸部は経済発展が著しく、多くの外国企業が進出する。歴史のある都市であり、秦の始皇帝に縁のある遺跡や古い町並みも残る。

花果山

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「西遊記」の中で孫悟空が生まれたとされる山。西遊記に登場するスポットが多数ある。滝や奇岩、山に暮らすアカゲザルと四季によって異なる豊かな自然景観が楽しめる。

南京と周辺の地域について紹介する。南京は古都であり寺社仏閣に関するスポットが多い。その南京を省都とする江蘇省全体としては水の都と呼ばれるほどに静かな水の風景が美しいスポットが多い。

南京

江蘇省の省都。長江下流にある都市で上海からもアクセスが良い。中華民国時代には首都であった。三国志時代からの歴史のある古都だが日本人観光客で訪れる人は北京や上海に比べると少ない。

玄武湖

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呉の孫権が掘らせた湖と伝えられている湖。呉の名のある武将がここで水軍の訓練を行った。また、詩人の李白もこの湖で詩を詠んだと言われている。

牛首山

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お釈迦様の骨を納めるために作られた地上3階地下6階の巨大な宮殿。最下層には長いエスカレーターを幾度も乗り換えて辿りつく。黄金の大仏ショーもあり、お寺というよりは仏教テーマパークというところ。

老門東

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明代を再現した街並み、石畳と石積みの壁が続く風情あるスポット。趣ある建物がライトアップされて美しい景観が広がる夜が散策におすすめである。

明孝陵

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明朝の太祖である朱元璋と彼の皇后の陵墓。2月には敷地内を梅の花が綺麗に咲く。そのため陵墓としてだけでなく、風景区としても人気の場所。

揚州

大明寺

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日本へ仏法や戒律を伝えた高僧、鑑真が住職だったことで知られる寺院。

揚州個園

揚州個園の画像

国の有名な園林の1つ。竹と石の組み合わせが特徴的。園の中には、四季を表した景色があり、日本の庭園とはまた違った奥ゆかしさを感じられる。

泰州オススメ

興化千垛景区(こうかせんだけいく)

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一面に広がるたくさんの菜の花の島を小舟に乗って水上から鑑賞できる。「世界で最も美しい菜の花の海」とも呼ばれている。

塩城

製塩業で2000年前から栄えてきた都市。塩を運ぶための運河が碁盤の目のように掘られ、それが今でも美しい運河として市内に残っている。自然が豊かであり、壮大な景勝地に恵まれる。

中華麋鹿園(ちゅうかびろくえん)

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黄海沿いにある自然保護区で、珍しい野鳥や野生動植物が2,000種以上も生息する場所。シカの大きな角、ウマやロバに似た体、牛のような蹄を持つ「シフゾウ」という神秘的でユニークなシカ科の動物と触れ合える。

東台条子泥景区

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黄河や長江などの大河川によって海に運ばれてきた堆積物により形成された沿岸湿地帯。渡鳥の生息地でありユネスコ世界遺産にも選ばれている。また、秋にはこの地に生息する植物によって湿地帯が真っ赤に染まる。

水街

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800mの水路と両サイドに所狭しと建つ昔ながらのレンガ造りの古い町並みが美しいレトロなスポット。塩城が製塩業で栄えていた時代の歓楽街である。静かに風情を感じられる昼間とは対称的に、夜になるとあらゆる建物がライトアップされ、当時の歓楽街を忍ばせる雰囲気となる。

安徽省

省都は合肥。歴史ある街で三国志にまつわる名所も多いが、ここで紹介するのは合肥からかなり南に離れた場所にある山岳地帯。有名な都市と合わせて観光するには難しい場所だが、雄大な自然景観は訪れる価値あり。

黄山

黄山の画像

仙人が住む地「仙境」といわれていた地域。その神秘的な美しさは、昔から水墨画を通して多くの画家により伝えられてきた。早朝や夕方に奇峰に雲がかかる風景は見逃せない。

宏村

宏村の画像

宋の時代に集落として形成された街並みが当時と変わらず残っている。黄山の近くにあり、白壁の建物と水路の町が美しい。村の入り口にあるのは50年の歳月をかけて掘られた人造湖。

言わずと知れた中国の大都市上海と東洋のヴェネチアと謳われる蘇州を主に紹介する。この辺りは緯度的に九州より南にあたり、四季はあるものの1年を通じて気候は温暖。上海と蘇州はどちらも名所が多く、両都市の距離も近いことから合わせて観光も可能である。また、上海料理は中国四大料理の一つ。

上海オススメ

近代的な高層ビル群が並ぶアジアの大都市で人口は中国第2位。世界有数のビジネス都市であり、北京が政治の中心地であるならば、上海は経済の中心地。エンターテイメントも多く、街並みには西洋の歴史的な建造物も多くみられる。ここでは上海料理も堪能したい。豊富な魚介類、そして素材の味を活かしたさっぱりとした味付け。また飲茶スタイルという多くの料理を少しずつ楽しむという食べ方が特徴である。

豫園

豫園の画像

2万㎡の敷地内には約40ヶ所もの見所がある。建物や池などの自然が見事に調和し、中国の古典的な雰囲気を味わえる。周辺にはショッピングやグルメが楽しめる「豫園商城」というエリアがある。昼と夜で雰囲気が変わりどちらもオススメ。

南京路

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全長約5kmの上海一の繁華街。エリアが大きく二つに分かれており、「南京東路」と呼ばれるエリアは老舗デパートや近代的なお店が並ぶ。「南京西路」と呼ばれるエリアは高級ホテルやお洒落なカフェなどが並ぶ

新天地

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旧フランス租界の建物を修復し、当時の街並みを再現したおしゃれなエリア。テラス席付きのレストランやバー、ショッピングなどが楽しめる。

外灘

外灘の画像

"上海の窓口"と呼ばれる。"東方のウォール街"とも言われ、レトロな建築物のほか高級ブランドショップやレストランもあり、買い物を楽しみながら歴史的建築群を散策できる

浦東(プードン)

浦東の画像

上海タワーを中心とした高層ビル群がひしめくエリア。黄浦公園とう場所があり、そこがこの浦東と外灘を合わせて眺められる絶好のビュースポット。

玉仏寺

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清代に創建された禅宗の寺、ミャンマーからもたらされた白玉の仏像2体が安置されている。

魯迅公園

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上海市民の憩いの公園、阿Q正伝や狂人日記で知られる魯迅が住んでいた場所であり、記念館と墓がある。かつては日本租界であった場所。

田子坊

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昔ながらの上海の街並みが楽しめるエリア。狭い路地に中国らしい雑貨店やアクセサリーショップなどがひしめく。日本で言えばアメ横のような場所。

上海ディズニーランド

上海ディズニーランドの画像

オープンしたのが2016年と一番新しいディズニーランド。アリスインワンダーランドの迷路やトロンレガシーのジェットコースターなどここにしかないアトラクションが盛りだくさん。特に人気なのは最先端技術を使ったカリブの海賊。

枸杞島(くことう)

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上海沖に浮かぶ島、ムール貝の養殖が盛んな島でそれを使った料理が美味しい。そこから橋で繋がった無人島が見るべきポイント。この無人島は本島と同様にかつて漁業で栄えていた。しかし、現在は廃村となり放置され続けた結果、緑に飲み込まれてこのような光景になった。街並みがジブリチックであり、SNSで拡散されることで観光地化した。

蘇州オススメ

東洋のヴェネチアと言われる蘇州は中国で最も河と橋が多い街。沢山の古い水郷の街並み、小じんまりとした山水庭園など水墨画のような風景が溢れている。松鼠桂魚と呼ばれる白身魚の唐揚げ甘酢あんかけが名物料理。

拙政園

拙政園の画像

造園芸術の傑作とも謳われる蘇州最大の庭園。世界文化遺産に登録されており、池を中心とした景観に配置された木々や繊細なデザインの建物が調和した景観は1つの絵画のよう。園内は広いため時間に余裕を持って回りたい。

留園

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拙政園と並ぶ見事な庭園。稚拙園が作られたのは明代だが、留園は清代、そしてに前者に比べて狭くまとまっており、比較的落ち着いた造りになっている。

虎丘塔

虎丘塔の画像

春秋時代の伝説から名付けられた虎丘という王の墓となっている場所がある。そこ丘の上の立つ塔で名を雲岩寺塔と言い、傾いて立っていることから”東洋のピサの斜塔”と言われる。

寒山寺

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禅宗の寺、質素な造りが多い日本の禅宗の寺と違い、煌びやかなのが特徴。弘法大師、空海が修行を積んだとされる場所。

金鶏湖(ジンジフ)

金鶏湖の画像

水の都、静かな街、蘇州。そのイメージと打って変わったショッピングモールなどが立ち並ぶ近代的なエリア、蘇州にいながら都会的な観光がしたいのであればココ。

平江路(ピンジェンルー)

平江路の画像

石畳の路地に東西南北を流れる運河と古くから残る町並みが今でも残る。ノスタルジックな雰囲気のカフェや雑貨屋も多い。喧騒がなく、観光名所というよりも街並みを楽しみたい人向けのエリア。

山塘街(シャンタンジエ)

山塘街の画像

中唐の詩人・白居易が蘇州長官時代に作った水路の街。古い町並みや運河沿いの風景は平江路と同じだがこちらは地元民も多いのが特徴。また町全体が平江路よりも質素でよりノスタルジックさが漂う。

無錫

三国志の呉の発祥の地。かつては鉱山があり錫鉱石という鉱物の採掘がよく行われていたが、漢代初期のころまでに枯渇して、そこから「錫の無い街」ということで無錫と呼ばれるようになった。

太湖

太湖の画像

面積は琵琶湖の3倍以上。湖中の48島の小島が、湖に面した山や半島とともに美しい景色を形づくっている。

三国城

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三国志のテーマパーク。三国志の時代に引きこまれるようなショーやアトラクションが楽しめる。パーク内には三国志の登場人物の彫像やお土産が沢山ある。

杭州

北京から伸びる世界最大の運河、京杭大運河の終着点として1000年以上前から栄えた蘇州と並んで水の景勝地として有名な都市。経済都市でもあり、その規模は北京や上海にも引けを取らない。

西湖

西湖の画像

杭州を代表する景勝地。世界文化遺産として登録されている。湖のほとりには西湖天地というエリアがあり、オシャレなカフェやレストランが集まっている。

北から順に湖北省、江西省、福建省。それぞれの省都は武漢、南昌、福州。だがここで主に紹介するのは福建省のみ。それ以外は個人的に正直見どころがあまりない。また、福建省自体の観光スポットも少ないが、福建土楼は一度足を運んで見たいもの。

厦門オススメ

南シナ海に面した福建省の湾岸都市。温暖な気候で過ごしやすい。明代から貿易港として栄え、華僑が新天地を求めて船出した場所。またイギリス租界だった過去もあるため、西洋と東洋が混合した街並みが見られる。世界遺産福建土楼は厦門からかなり離れた地域にある。

福建土楼

福建土楼の画像

土楼とは、北方からの移民・客家(はっか)が一族で居住する集合住宅です。外敵が侵入できないよう厚い土壁が設けられており、入口は1つしかない。土楼の形は円形・方形など様々な形が見られる。閉鎖的な外観とは裏腹に、中は意外にも開放感にあふれ、一つの土楼で一つの村のようになっている。厦門にまとめてはいるが実際厦門からは車で4時間以上離れている。

コロンス島

コロンス島の画像

厦門からフェリーに乗って数分で着く西洋建築の建物が並ぶ異国情緒あるトロピカルで美しい島。ピアノ博物館・オルガン博物館、島の南部にある日光岩などの見所があるが、島内は自動車の乗り入れが不可のため観光客用電動カートか徒歩での移動となる。

景徳鎮

観光名所ではないが、特徴的なエリアのため紹介。ここは中国随一の窯業都市。有田焼にも影響を与えた世界的に有名な陶磁器の産地。2000年以上前から宮廷に献上する陶器を作り続けてきた場所。

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武漢

COVID-19の最初の発生地として有名になってしまったが、その歴史は2300年以上と古い。長江中流域の中心都市として発展してきて、現在も経済的に重要な都市。

黄鶴楼

黄鶴楼の画像

呉の武将、孫権によって建てられた武漢随一の名勝地。過去に何度も焼失しているが、その度に再建が繰り返されてきた。現在の黄鶴楼は1985年に再建されたもの。

広東省と海南省について紹介する。省都はそれぞれ広州と海口。華南と呼ばれる地域で、1年を通じて気候は温暖で冬でも日中の気温は20度近くと大変過ごしやすい。この地域で話されている広東語はクセがあり、標準語である北京語とはもはや別の言語と言える。また、広東料理は中国四大料理の一つ。

広州オススメ

華南を最大の都市であり、中国の南の玄関口。広州は食の都とも呼ばれ、高温多湿を活かした稲作、沿岸で漁れる豊富な魚介類、東南アジアから入ってくるフルーツととにかくバラエティ豊かな食材が多い。特徴はあんかけなどの甘酸っぱい味付けが多いこと。

陳氏書院

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広東省に多い「陳」姓の人々が一族の祖先を祭るとともに、一族の子弟を教育するために造った書院。清の時代、官僚になるための試験「科挙」を受験する人々がここで勉学に励んでいた。敷地内のいたるところに精巧な彫刻が施されいる。

白雲山

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広州の北部に位置し、ロープウェイで山頂まで登ることができる。広州タワーを含めた広州市内を一望できるビュースポットである。

白雲山

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広州の北部に位置し、ロープウェイで山頂まで登ることができる。広州市内を一望できるビュースポットである。手軽なハイキングコースにもなっており、多くの人が訪れる。

沙面島

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緑が美しい人工の島。イギリスとフランスの租界であった場所であり、島全体がヨーロッパ風の景観である。異国情緒が溢れるスポット。

広州タワー

広州タワーの画像

高さ600mの広州のランドマーク。夜にライトアップされた姿が最も美しく、市内を流れる川「珠江」を運行するナイトボードに乗って夜景と合わせて鑑賞したい。

深圳

深圳の画像

ここ20〜30年で急速に発展した街で中国のシリコンバレーと言われる。世界最先端の技術が集う街で大企業の本社ビルが林立する。都会でありながら空気が綺麗であり、この街の技術は日本の10年先を行くと言われることも。香港とも陸続きになっている。

海南島

海のイメージの少ない中国、しかし広東省よりさらに南のこの海南島は中国のハワイ。実際にハワイと同じ緯度にあり1年中気候が暖かな常夏の島。ヤシの木やビーチが数多くあり、リゾート開発されている。島のみで一つの省となっている。

海南島

海南島の画像

マリンスポーツやゴルフ、ホテルでのスパなどリゾートならではの楽しみ方ができるエリアは島のいたるところにあるため、この島自体を一つの観光スポットとして紹介する。しかし九州ほどの面積があるため場所によって気候は多少異なる。海南島最北の省都である海口は四季を持ち冬の気温が15度程度まで下がる。そのため最も人気なのは年中暖かい最南の三亜エリア。

張家界と桂林について紹介する。行政区では前者は湖南省、後者は広西壮族自治区に属する(地図上には貴州省も含む)。この2つの地域の魅力はなんといってもその自然。この場所でしか見られないような景観が広がるため、中国全体の中でも指折りのエリア。

張家界オススメ

中国のちょうど中央あたり位置する広大で険しい山々と美しい渓流が広がる都市。一番の見どころはやはり世界自然遺産に登録されている武陵源。実は毛沢東の故郷でもある。

武陵源

武陵源の画像

武陵源とは景観が若干異なる3つの風景区を合わせた名所である。総面積は約264km²、高さ200m以上の奇岩が3100本以上も立ち並ぶ。これらは全て雨風の浸食によって形作られた。季節によって大きく異なった風景を見せ、どの季節に行ってもおすすめである。映画アバターでも有名な場所。

天門洞

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張家界市内からほど近くにある。巨大な岩に空いた大きな穴と、そこへ向かうための長い階段が神秘的。999段あるこの階段もしくはロープウェイでこの穴までたどり着ける。

張家界大峡谷

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絶壁の山々の間に架けられた全長430m、世界最長のガラスでできた橋。ガラスの強度は絶対だが高所恐怖症の人にはおすすめにしない。橋を渡った先にある渓谷もエメラルドグリーンの湖が美しく見事。

鳳凰古城

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春秋戦国時代から清の時代までこの地の政治の中心地として繁栄した当時の風景がほぼ完全な形で残っている。少数民族ミャオ族の居住地でもある。独特な家屋が建ち並び、朝霧に浮かんだ村はまるで水墨画の光景。

桂林オススメ

桂林といえば川の両岸に立ち並ぶ数々の奇岩という水墨画のような光景。この景色を一目見に世界中から年中多くの観光客が訪れる。実はこの「水墨画のような光景」という点で言えばベトナムのハロン湾でも似たような景色が見られるが、あちらは海、こちらは河。見渡した際の水と奇岩の割合という点で大きく異なる。

漓江下り

漓江下りの画像

桂林は雨水による溶食とこの地の気候と地質によって作り出されたタワーカルストと呼ばれる地形、そしてそれらタワーカルストの間を流れる静かな河。その河「漓江」を観覧船に乗って下るのが桂林観光の定番。約4時間の遊覧の間に様々な形の奇岩と移ろう景色を堪能できる。

独秀峰

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奇岩の一つだが平地の中でただ一つ抜け出した目立った孤峰。桂林市内の中心には明の時代に建てられた城がある。その敷地内の平地に目立ってそびえたった岩がある。それが独秀峰。岩には登ることもでき、桂林の街並みを一望できる。

盧笛岩

盧笛岩の画像

カルスト地形ではほとんどセット見られる鍾乳洞、この水墨画のような光景を持つ桂林の地下にもいくつか鍾乳洞があり、盧笛岩はその中でも最大の鍾乳洞。洞内には数多くの鍾乳石・石筍が見られ、色鮮やかなライトに照らされて幻想的な世界を作り出している。

重慶と四川省について紹介する。四川省は魅力が多く、三国時代は蜀の都であった場所。また、この辺りの料理は中国四大料理の一つ四川料理が有名。特徴は唐辛子と山椒のしびれるような辛さ。

重慶

長江上流域の経済中心地。内陸に位置するが気温が0度を下回ることはほとんどなく、比較的暮らしやすいと言える。中国一の人口を誇り、その数なんと3200万人以上。山に囲まれ、坂が多いことが特徴。また、激辛の火鍋が名物であり、提供するお店は多い。市内の移動にはモノレールが最適。

三峡クルーズ

三峡クルーズの画像

三峡とは長江本流にある三つの峡谷の総称。上流から瞿塘峡・巫峡・西陵峡(くとうきょう・ふきょう・せいりょうきょう)という。これらは巫山山脈という山脈が浸食されてできたもの。三峡クルーズとはこの三峡を船で下って遊覧するものであり、重慶はその出発点となっている。

大足石刻

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唐代から南宋時代までに彫られた仏教石刻群が約6万体も山々の壁に彫刻されている。なかでも宝頂山にある釈迦涅槃像は全長約31mと見応えがある。また保存状態も良く、世界文化遺産に登録されている。

重慶万盛奥陶紀(じゅうけいおるどびすき)

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テーマパーク。オルドビス紀とは地質時代の名称でオゾン層が形成された頃。なぜそのような名前なのかは不明だが、オープンしたのが2017年と新しいにも関わらず早くも日本のテレビ番組で取り上げられるほどの珍スポット。崖の上に張り出すスリル満点のアトラクションが沢山ある。

四川省オススメ

中国と言えばパンダ、そして野生のパンダが多く暮らすのがこの四川省。幻想的な自然景観の名所も多く、個人的に中国全土で最も訪れて見たい場所。また、四川料理発祥の地で、省都である成都市内には沢山の名店が集う。

九塞溝

九塞溝の画像

中国・観光と検索すると毎回トップページで紹介されているのがこの九塞溝。標高2000mを超える高地にある大小100以上の湖沼は湖底の堆積物や光の屈折によってそれぞれに異なった色彩を見せる。いくつかの名所があるが中での五花海という湖は最も透明度が高い。周囲の原生林には野生のパンダが棲息している。

黄龍

黄龍の画像

九塞溝から山を隔てた場所にある。標高3000m以上の渓流に石灰質の河床が棚田のように形成されている。遠くから見るとまるで黄色の龍の鱗のようであることからこの名前が付いている。

楽山大仏

楽山大仏の画像

石でできた大仏としては世界最大の大きさを誇る。全長71mと奈良の大仏の4倍以上。この辺りは昔洪水が頻発していた地域でそれを鎮めるためにこの大仏が建立された。遊覧船から大仏を見上げて鑑賞ができ、崖を上って近くまで行くこともできる。

峨眉山

峨眉山の画像

仏教の霊山で、山の中には仏教寺院が20以上もある。最高地点にあるのが金頂という寺院で、約600mの断崖絶壁から望む仏光と呼ばれるご来光は神秘的。また山全体が聖地として現在までほとんど手を加えられることがなかったため接滅危惧種である稀少な動植物も多く見られ、生態学的にも重要な山。

成都パンダ繁殖研究基地

成都パンダ繁殖研究基地の画像

絶滅危惧種であるジャイアントパンダの保護、繁殖、生態研究のために設立された施設。パンダは一般公開もされておりパンダに特化した動物園のようになっている。

武候祠

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成都一帯は三国志時代蜀であった場所。ここは蜀の王様であった劉備と名軍師・諸葛亮孔明を祀っている廟。関羽、張飛ら『三国志』の英雄たちの像も展示されている。

杜甫草堂

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唐代の詩聖、杜甫が暮らした住居跡。彼の全作品1,400首のうち247首がここで生まれた。質素な生活を好んでいたため落ち着いた造りになっている。

雲南省は東南アジアと国境を接する自然豊かな山岳地帯。中国の秘境とも呼ばれ、見どころが多い。また、多くの少数民族が暮らし、人口の3人に1人は少数民族と言われる。

雲南省オススメ

省都は昆明。高原に位置し、雲南観光の起点となる町。夏場の気温が20度前後と避暑地でもある。少数民族も多く居住しており、それぞれが独自に育んできた文化に触れ合える。ここから足を伸ばして白水台やシャングリラなどの中国の秘境を巡りたい。

白水台

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黄龍が黄色の龍の鱗であるならば、こちらは青い竜の鱗といったところ。石灰分を豊富に含む地下水の湧水によってこのような棚田が作り出された。その美しさのあまり、「仙人が耕した畑」と呼ばれている。

シャングリラ

シャングリラの画像

標高3500mに位置する天空の都市。チベット族の町で、イギリスの小説『失われた地平線』に描かれる理想郷そのままの世界が広がる。松賛林寺というチベット仏教寺院が特に見どころであり、小ポタラ宮と言われる。

ナパ海

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シャングリラの高原にある湖、乾季には水が干上がり、沼地の草原になる。渡り鳥が冬を過ごす場所となっている。景色はまるで幻想的な天空世界。

石林

石林の画像

数千万年の歳月をかけて雨風に浸食されてできた石柱群が広がる景勝地。石の林という名前に相応しく、400km²にわたって木のように鋭い石のタワーが広がる。

羅平の菜の花畑

羅平の菜の花畑の画像

中国全土の油菜の産地でナタネ油が作られるのが雲南省の羅平という地域。そこに広がる菜の花畑の総面積は東京23区分に匹敵する世界一の大きさ。興化千垛景区は菜の花×水であったが、こちらは菜の花×カルスト、菜の花×棚田である。

雲南民俗村

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雲南省に住む少数民族の生活様式をわかりやすく感じたいのであればここ。雲南民俗村は昆明市内にある少数民族の伝統文化を紹介するテーマパーク。民族伝統の料理や催しなどを楽しめる。

西安より西側、新彊ウイグル自治区を経て中央アジアへと抜ける一帯はシルクロードと呼ばれる。古代よりアジアとヨーロッパを結ぶ交易路であった場所。その中でもここは遥かヨーロッパまで続くこの交易路の東端一帯であった場所。ここを北東の砂漠地帯へ進むか、南西のチベット方面へ進むかで見られる景観は全く異なってくる。

銀川

12世紀にチンギス・ハンによって滅ぼされるまで200年近く続いていた「西夏」という中国とは別の国、そこの都であった都市。 その幻の王国にまつわる名所が多い。現在、ここ一帯はイスラム教徒の自治区となっている。

西夏王陵

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西夏の歴代の王が眠る王墓群。そのうち最大の墓は西夏を建国した李元昊のもの。元々は八角形の塔であったが長い年月による風化で現在の姿になった。

賀蘭山岩画

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渓谷の岩壁に600mに渡って描かれた絵。この絵は1万年以上も昔、古代の遊牧民族によって描かれたと言われる。人物、動物、狩猟の風景などが描かれており、古代の遊牧民族の世界観や様々な文化を見てとれる。

蘭州

甘粛省の省都。甘粛省はシルクロードに沿って東西に長い省であるが、蘭州は省の東端あたりに位置する。ここは中国北西部最大の工業都市であり、市街地を横断するように黄河が流れる。おすすめの張掖丹霞国家地質公園は市内から決して近くなく、敦煌との中間地点あたりにある。

中山橋

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蘭州といえば黄河と言われるほど黄河に関わりの深い街であるこの蘭州には黄河に初めて架かった橋があり、市内の名所となっている。ドイツ人建築家によってかけられた橋で100年以上前に完成した。決して綺麗とは言えない黄河だが、歴史の教科書でも馴染みの深いこの河の流れを間近で見るのはツアーでも人気である。

炳霊寺石窟

炳霊寺石窟の画像

黄河北岸の崖2kmに大小183の石窟が掘られいる。その大部分が唐代の物。石窟上部には壁画が見られるものもある。

張掖丹霞国家地質公園

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赤い堆積岩が隆起して出来た地形で、うねる大地に色彩豊かな地層のグラデーションが見られる。カラフルな縞模様は、地層に含まれた鉱物に関係していて、光の当たり方によって見え方も変化する。

西寧

青海省の省都、この省は自治区を除いては中国最大の面積を誇る。西寧は標高2,300mの高地にあり中国最大の湖「青海湖」を有する。内陸の塩水湖であり透明度が高く、湖畔の空気が美味しい。また、西寧は青蔵鉄道によってラサと繋がっている。

タール寺

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この辺りからはチベット仏教徒も多く、街にはチベットの寺院も多く見られる。その中でもこのタール寺は西寧で最も知名度のあるチベット寺院。塔爾寺(とうじじ)とも呼ばれる。現在のチベット仏教を体系化させたツォンカパの出生地。

チャカ塩湖

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西寧より西に300kmも離れるが中国のウユニ湖と呼ばれるほどの必見スポット。標高3,060mにあり、条件が揃うと湖面が鏡のようになり空を反射する。道のりにある遊歩道は全て塩でできている。

青蔵鉄道

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総延長1,956km、青海省西寧とラサを結ぶ最高地点標高5,072mを走る天空列車。観光列車は湖沼や草原に雪山と壮大な風景を車窓にラサへと向かう。

チベットと呼ばれる地域、中心行政地はラサで大部分が平均標高4000mのチベット高原となっている。ネパール・ブータン・カシミール地方と国境を接する。家畜として高地で生育可能なヤクがよく飼われている。

ラサオススメ

標高3650m、富士山よりも空気が薄く真夏でも雪が残る天空の地。チベットの仏教徒の聖地であり、チベットの仏教に関する名所が多い。

ポタラ宮

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17世紀に築かれたダライ・ラマの宮殿。ポタラとは、サンスクリット語で聖地を意味し、仏教徒の巡礼が絶えない。また、ダライラマはチベット仏教の最高位を表す言葉であり、個人の名前ではない。

ノルブリンカ

ノルブリンカの画像

ダライ・ラマ7世が造園した、チベット語で「宝石の園」を意味する庭園。避暑の目的で夏期の間ポタラ宮に変わって利用された。その後歴代ダライ・ラマ達も同様の目的でこの場所に建物を作っている。全てを合わせた敷地面積は36万㎢。

ヤムドク湖

ヤムドク湖の画像

ラサの郊外、標高4250mの地にある。チベット語で「トルコ石の湖」という意味であり、名前の通りトルコ石のように輝く青色をしている。標高の高さゆえ背の高い草本が育たず、湖畔の景色は日本のそれとは全く異なる。実は魚の生息が可能なためラサの養殖場でもある。

ラルンガルゴンパ

ラルンガルゴンパの画像

一面真っ赤な景色が広がるこの街はチベット仏教学院都市。チベット僧の真っ赤な住居が所狭しと並ぶ。住居の数は約40,000。家家は山の斜面に張り付くように並び、遠くから見ると町全体が真っ赤に見える。しかし、この光景は時代と共に変化しつつあり、加えて現在は外国人の入場が不可になっている。

西チベット

ラサよりも更に西、ネパールやカシミール地方に近いエリア。西チベットという都市が実際にあるわけではない。日本人観光客も中国人観光客もここからヒマラヤ山脈にアクセスするという以外の目的ではほとんど立ち寄らないエリア。

カイラス山

カイラス山の画像

標高4,000mを越えるチャンタン高原から更に見上げる形でそびえる山。その標高は6,656m。チベット語で「尊い雪山」という意味の名前で呼ばれ、チベット仏教徒にとって神聖な場所となっている。ヒンドゥー教徒にとっても聖地であり巡礼者は絶えない。

グゲ王国遺跡

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グゲ王国とは10世紀ごろに存在していたが、現在は既に滅亡している幻の仏教王国。その名残が見れる場所でかつて存在した王国の遺跡が数多く見られる。

新疆(しんきょう)ウイグル自治区と呼ばれる地域。中央アジアにも暮らすウイグル族が多く住んでいる。中国最大の面積の行政区だが、地域の大部分は内陸砂漠であるタクラマカン砂漠が占める。シルクロードの拠点となっていたオアシス都市に現在も人が多く暮らししている。砂漠気候であるため降水はほとんどない。

敦煌オススメ

シルクロード上のオアシス都市で古くから東西文化の接点として発展してきた。行政区域的には甘粛省に属するが地理的には新疆ウイグル自治区に近い。中国のシルクロード観光と言えば半分以上はこの街のことを指す。

鳴砂山・月牙泉

鳴砂山・月牙泉の画像

東西40km、南北20kmにわたって続く広大な砂の峰々。シルクロードとして紹介されている画像やイラストのほとんどはここである。東西交易を支えてきたラクダに乗って当時の貿易商さながらの体験ができる。また砂山に突如として現れる三日月型のオアシスが月牙泉。2000年以上枯れることなく、砂にも埋もれない不思議な湖。

莫高窟

莫高窟の画像

石窟は他でも多く紹介しているが、こちらは「砂漠の石窟」として注目したいスポット。1600mにわたって築かれている。西暦366年から元の時代まで1000年に以上かけて掘り続けられた。石窟の数は500以上あり、時代に沿った様式や壁画を見ることができる。

トルファン

新疆ウイグル自治区のシルクロードにあるオアシスの町。盆地に位置しており、気温の年較差が大きく夏は40度を超えることもある炎暑の地。葡萄の産地としても有名で地下水を使って栽培している。

カレーズ博物館

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カレーズと呼ばれる地下水路が発達しているトルファン、天山山脈の雪解け水を使った地下水は雨がほとんど降らないトルファンにおける命の源。ここは古代に発明されたこの技術の構造や歴史をわかりやすく展示した博物館。

火焔山

火焔山の画像

トルファン盆地の中央部に横たわる。赤色砂岩でできたこの山に植物は全く生えず、夏の地表温度は70度にも達する。地表から立ち上る陽炎により燃えているように見えることからこの名がついた。西遊記では火の山として登場する。

高昌故城

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郊外にある周囲をおよそ5kmの土の壁で囲まれた城址遺跡。紀元前1世紀から14世紀まで新疆における中心都市であった場所。乾燥した気候のため様々な建築物が保存状態良く残されており、その景観はまるで砂に埋もれた古代都市。

アスターナ古墳

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高昌故城の北に位置する地下墳墓。高昌国の貴族のための古墳でおよそ500の墓があり、墓室の壁面には彩色された壁画が残されている。人の体に動物の頭を持った像が敷地内に多く見られる。

ウルムチ

新疆ウイグル自治区の政治・経済・文化の中心地。世界で最も内陸に位置する都市である。夏は涼しく冬は寒い。経済は意外にも発展しており高層ビルも見られる。また、イスラムの影響を大きく受けた都市でもある。

天池

天池の画像

山岳景観が美しい場所でウルムチ観光地の代表例。緑の山に雪山にコバルトブルーの湖面と、緑と白と青のコントラストの美しさは中国のスイスと称される。希少な動植物が見られる生態系ということでも評価されている。

新彊国際バザール

新彊国際バザールの画像

最もウルムチらしさを感じられる場所といえばこの国際バザール。アラブの雰囲気が漂い、ここがイスラムの影響を受けた地域で中央アジアに近い場所だということを感じさせられる。特産品のドライフルーツや各地の装飾品が所狭しと並べられている。羊肉を主に使ったウイグル料理も食べられる。

外モンゴルと呼ばれるモンゴル国に対して内モンゴルと呼ばれる地域。名前の通り文化的には中国というよりもモンゴルである。東は黒竜江省から西は新疆ウイグル自治区に達するまで東西に長く伸びる。東端はシベリアのような、西端は砂漠のようなと広大の面積のため場所によって気候は大きく異なる。そのため以下の画像に示すように見られる風景も場所によって大きく異なる。しかし、ここでは内モンゴルという一つのエリアとしてその魅力を紹介する。

内モンゴル

区の中心地はフフホト、モンゴル族が多く住む。モンゴルに抱く草原のイメージはなく近代的な街である。実は他の内モンゴルの都市もそのようなところばかりで、雄大な草原と遊牧民という風景は都市から離れた自然の中に存在する。肉料理が多く食べられ、独自のミルクティーが多く飲まれる。モンゴル国とは言葉や文化が若干異なっている。

草原と遊牧民

草原と遊牧民の画像

内モンゴルに抱くイメージの風景。パオと呼ばれる移動式テント(モンゴルではゲル、中国ではパオという)と馬を使って遊牧民は移動する。

満州里

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世界で一番大きな市であるフルんボイル市にある街。気候が寒冷でロシアと国境を接する町。街の雰囲気はもはやロシアであり、街にはロシア人も多い。

オルドス

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西部にある砂漠のオアシス都市。豪華なマンションが立ち並ぶが、街自体に人がほとんどおらず世界最大のゴーストタウンとして知られている。